ThinkPad X1 Carbon Touchをレビュー X1 Carbonのタッチ操作対応版

ThinkPad X1 Carbon Touchは14型のUltrabook。前に出た、X1 Carbonのタッチパネル搭載版のモデルだ。



ThinkPad X240が出たのでアップするのをすっかり忘れていたが、このモデルも中々良い製品である。

14インチとモバイルノートにしてはややサイズが大きめだが、厚みが10〜20.8mmとかなり薄く、それでいてThinkPadの耐久性を持ち合わせているというのだからびっくりしてしまう。

タッチパネル搭載の関係でX1 Carbonよりもやや重くなってしまっている点が残念ではあるが、逆に言うと欠点はそれくらいのものではないかと思う。







見た目はX1 Carbonとほぼ変わらない。
それも当然だろう、X1 Carbon Touchは X1 Carbonにタッチパネルを搭載しただけで提供されている構成は全く同じ、違うのは厚みが2mm増え重量が増した事くらいだ。

厚みが増えても十分に薄く、見た目はとてもスタイリッシュ。ただタッチなしのX1 Carbonが約1.36kgであるのに対し、今回のモデルは約1.5kg弱とモバイルとして見ると少し重い。

個人的には14インチというサイズは不要なので、同等の内容を保ったままサイズを小さく重量を軽くした製品を出してほしいのだが、サイズを小さくすると容量が少なくなってしまうためにパーツの配置や冷却など色々考えなくてはならず、そう簡単にはいかないのかもしれない。

1kg前後のThinkPadとか、かなり売れるのではないかと思うのだが・・




画面を起こしてみても、かなり薄い事がわかる。




液晶は14インチでHD+の解像度を持つなど、比較的高解像度である。
フルHDでもよいと思うが、HD+だと解像度が高すぎず低すぎずという所でバランスは良いと思う。

視野角も広く発色も良い、綺麗な液晶パネルだ。





Ultrabookだけあって端子の種類はそれ程多くはない。
左にACコネクター、Powered USB2.0、ワイヤレスLANの切り替えボタン、右にメディアカードスロット、ヘッドフォンとマイクのコンボ、Mini DisplayPort、USB3.0を備えている。

LAN端子などはなく、接続は無線オンリーか、もしくは変換アダプターなどを利用してLAN端子を繋げるかだ。




ACコネクターの形状は少し変わっている。
といっても、このタイプのACコネクターを備えたThinkPadは他にもある。薄型のノートにも挿しやすいという点がメリットである。




ノートの背面にはSIMスロットが隠れている。
日本向けの製品では利用しないようだ。




底面からは中のパーツにアクセスする事ができない。
バッテリも完全に内蔵されており脱着は不可。とはいえ、バッテリ駆動時間はかなり長めな方なので、不便はないだろう。




キーボードは6列のアイソレーションキーボードで、ウルトラナビ(トラックポイントとタッチパッド)を備える。

2013年の半ばくらいからトラックポイント側のボタンがタッチパッドに統合された、5ボタンクリックパッドを搭載するThinkPadが出てきたが、X1 Carbon TouchはX1 Carbonの筐体を受け継いでいるため、まだトラックポイント側のボタンが存在している。

私はタッチパッド一体型のボタンよりも独立したボタンの方が使いやすいと思っているので、これが一番良いのではないだろうか。





次に性能面を見てみたい。

掲載しているノートの構成はWindows 8 Pro、Core i7-3667U、メモリ8GB、180GB SSD・・と、2013年9月26日現在直販サイトで提供されている中では上位モデルに当たる。

さすがに価格はかなり高めな部類となるのだが、長く使うつもりでこの製品を買うのなら、そういった選択もありだろう。性能が高い方が長く使いやすい。




爆速とまではいかないが、そこそこ速度の出るSSDを積んでいる。
ただ、搭載されるSSDのメーカーは時期によって変更される可能性もあるため、同じようなSSDが載るとは限らない。

とはいえ、この製品に質の悪い(速度が出ないなどの)SSDが載るような事はまずないだろう。






3D性能はCPU内蔵のGPUを利用しているため、あまり高くない。
特にこの製品に搭載されるCPUは消費電力の低い低電圧タイプのCPUなので、標準電圧タイプのCPUの内蔵GPUに比べると、ややグラフィック性能は劣る印象だ。

とはいえ、X1 Carbon TouchでPCゲームをするような事はまず考えられないし、ビジネス用途への利用には十分すぎる性能。

動画編集等の用途にも、高速にエンコードが行えるなど高いパフォーマンスを発揮するだろう。




以上が、ThinkPad X1 Carbon Touchのレビューとなる。
筺体の質感良く性能も高く、高級機に分類されるモデルには相応しい内容ではないだろうか。

Windows 8搭載のノートには、今回のようなタッチパネル搭載のモデルを是非選択したい所なのだが、若干重さが増してしまう所が悩み。

1.5kgのノートを長時間持ち歩くのは、人によっては全然余裕というパターンもあるだろうが、持ち物はノートだけではないため、正直にいうともう少し軽い方が良い。

そういった理由も含めて考えると、タッチパネルを搭載しないThinkPad X1 Carbonでも良いかなと思えてくる。

私はWindows 8ならではのモダンUIは使用せず、デスクトップ画面での作業がほぼメインであるので、重量を重くしてタッチパネルを搭載する必要はないだろう。

もちろんタッチパネルはあった方が便利だとは思うので、1.5kgの重さでも全然平気だという方にはタッチパネルを搭載する今回のモデルをお勧めしたい。








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