ThinkPad X200s レビュー X200の軽量化モデル

ThinkPad X200sについて簡単にレビューしてみたいと思う。



この製品は確か2008年に登場したXシリーズのノートPC。
性能は現在(2012年)のものとは比べ物にならないくらい低いが、操作性に関しては抜群のモデルである。

s付きなのは、X200よりもやや軽量化されているからで、筐体もX200よりやや薄い。



ThinkPad X200s 外観







液晶は12.1型ワイドで非光沢、解像度は1,280×800ドット。最近では見なくなった解像度である。




天板のデザインは今と殆ど変わらない。

lenovoロゴはこのシリーズより付けられたものだが、不評だったのかその次のX201で一旦取り去られている。(すこし記憶があいまいなのだが、確かX200とX201の世代の事だったと思う)





側面のインターフェースを簡単にみてみる。





左側面には電源コネクター、USB2.0、VGA、LAN、USB2.0、無線LANのスイッチが配置されており、右側面にはUSB2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力、モデム、セキュリティケーブルスロットが配置されている。

当時にしては、特に不足のない内容である。




前面にはディスプレイの開閉ラッチとSDカードリーダー。




背面にはなにもない。




キーボードは上にも書いたとおり、とても使い易い。最も慣れているタイプの7列キーボードである。






最近(2012年)のXシリーズと同じように、メモリスロットは底面の中央付近に配置されている。




HDDベイが側面にある部分も今と同じ。





ThinkPad X200sの性能



続けて簡単に性能面を見てみたいと思う。
以下、CPU-Zの実行結果。











掲載製品の型番は74624SJ。CPUにCore 2 Duo SL9300(1.6GHz)を搭載し、チップセットはGS45 Express、1GBのメモリや160GBのHDD(5400rpm)を搭載するモデルである。

OSはX200sだとVistaを載せたモデルもあるのだが、今回のマシンにはXPが搭載されている。Vistaだと、メモリ等のスペック的な面ですこしきついだろう。










今ある低性能なモデルよりもさらに性能は低いのではないだろうか。もちろん使えない事はないが、HDDが遅いのでストレスが溜まりそうだ。

SSDを搭載したモデルも出ており、そちらであれば体感的にはそれなりに快適にはなると思う。



という具合にたった3〜4年前のモデルだが、今とは随分性能が異なっている。しかし、価格的にはこの頃の方が高価ではなかったかと思う。

性能はともかく、操作性に関してはX200〜X220が一番よかった。(もちろん今のモデルも悪くないのだが)



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