ThinkPad X201レビュー 標準電圧版のCPUを搭載した12.1型ノート

ThinkPad X201は2012年の春に登場したモデル。



X200の後継で、同シリーズとして軽量型のX201sやタブレットのX201tがラインアップされている。
今回はまず、スタンダードなX201からレビューしていこうと思う。







ThinkPad X201の全体図。
X201には12.1型ワイドの非光沢液晶が搭載されている。

といっても、これまでに載せたX200sなどととても似ているため、あまりThinkPadに詳しくない人から見ると全く同じモデルに見えるのではないかと思う。






左側面には電源アダプター、排気口、USB2.0、VGA、LAN、Powered USB2.0、ワイヤレスLANのスイッチを搭載、そして右側面にはUSB2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力、モデム、HDDベイ、セキュリティロックスロットを搭載している。




前面には、右の方に開閉ラッチとSDカードスロットを搭載している。背面には端子類はなにもない。




キーボードは前モデル(X200)と全く同じ。
使い易いキーボードである。




この頃から、Lenovo EE(Lenovo ENHANCED EXPERIENCE)というテクノロジーが搭載された。

調べればいくらでも解説しているサイトが出てくるので詳しくは書かないが、Windows 7 OSの起動を高速化するテクノロジーの事である。




底面の構造は外から見る分には前と変わらない。




中央にメモリスロット。




側面にはHDDベイ。
相変わらずメンテナンス性に長けた製品である。




X60と比べてみた。
X60もX201と同じ12.1型液晶を搭載しているが、X201の液晶はワイドなので横幅が異なる。

X60は1024×768ドット、X201は1280×800ドット。こうして並べてみると結構差がある。





次に、構成や性能面について触れてみる。













X201はCPUにCore i5-540Mを搭載、QM57 Express チップセット、メモリ2GB、ストレージには5,400rpmの320GB HDD、グラフィックスは内蔵のHDグラフィックスを利用している。

Core i5-540Mは標準電圧版のCPUで、通常時のクロックが2.53 GHz、TB時は3.06 GHzとパフォーマンスは悪くない。

メモリも最大8GBまで搭載可能となっている。この辺りから、標準構成の状態でもそこそこ性能が高く使いやすくなってきた感がある。






HDDは5400rpmで余り早くはない。HDD以外はそれなりに性能は高いので、SSDに換装すればかなり快適に利用する事が出来るだろう。




CPUやグラフィック性能は、これまでのモデルと比べると高め。








ゲームを快適に行う性能は持っていないが、映像はこま落ちしながらも動く事は動く。




標準電圧版のCPUを搭載しているというところが良いと思う。
それなりに使い物になる製品だからか、中古などでも未だに4万〜とそれなりの価格で売られている。





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