AMDプロセッサ搭載の ThinkPad X100e ベンチマークレビュー

筐体の詳細に続き、今度はThinkPad X100eのベンチマーク結果などを掲載したいと思う。



今回記事に載せているモデルは、AMDのAthlon Neo X2 L335を搭載するマシン。実はThinkPadはこれまでインテルのCPUを搭載した製品しか提供されてこなかったため、このモデルがThinkPadで初のAMD搭載モデルとなるのであった。

以下、詳しい構成とベンチマーク結果を掲載してみた。




まずは構成から。













CPUはAthlon Neo X2 L335(1.6GHz)、メモリ2GB(PC2-5300 DDR2 SDRAM)、320GB HDD、グラフィックスはチップセット内蔵のRadeon HD 3200を利用。

今から見るととても快適とは思えない仕様だが、当時はよくもないがそれ程悪くもない、少なくともネットブックなどよりは全然良いモバイルノートという事で、それなりに人気があったよう。






HDDも遅い。HDDだけでなくCPU性能等もそれほど高くはないが、HDDをSSDに換えるだけでかなり体感速度は向上するだろう。




当時のネットブックなどよりは良いスコア。






これは、モンスターハンターフロンティアの第2弾のベンチマークである。
勿論、快適とはいえないスコアが出た。




FINAL FANTASY XI のVana'diel Bench。
左がLOWモードで右がHIGHモードのスコア。よくはないが、動かなくはないという感じのスコアである。



X100eは携帯性に優れたThinkPad Xシリーズでありながら安く、それでいてネットブックなどよりもパフォーマンスは高いという製品だったが、今現在(2012年9月)のPCはネットブック並の価格のモデルであってもそこそこ使える性能に達しており、それを思うとどうもコスパに優れているようには思えない。

だが、当時はXシリーズの安モデルという事で、色々言われながらもそれなりに人気はあった。自分もXシリーズとしては考えられなかったが、同時期にでたEdgeを選ぶならX100eと考えていた記憶がある。

安さを追求した割には、内容は悪くないのではないだろうか。



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